ヨーグルトメーカーで「付属のレシピ通りに作っているのに失敗してしまう」ということはありませんか?
また、かき混ぜるスプーンや容器を熱湯消毒するのは面倒くさいですよね。
- うまく固まらない!
- 熱湯消毒めんどくさい!
- 予熱に電子レンジは使いたくない!
- 固めるために砂糖は使いたくない!
- 牛乳パックごと作りたい!
こんなお悩みも全部解決して、簡単にヨーグルトメーカーでめちゃくちゃ濃厚で美味しいヨーグルトが作れちゃいます♪
市販のヨーグルトでは物足りなく感じる可能性がありますので要注意!
ヨーグルトメーカーで失敗しない作り方の重要なポイントは2つ。
- 温度は43℃に設定
- 保温時間は11時間
この方法で5年以上、毎週ヨーグルトを作っていて失敗したことがありません。
ヨーグルトメーカーで失敗しない作り方には温度と時間のほかにも、いくつかのちょっとしたコツがありますので、工程ごとに詳しく説明していきます。
ヨーグルトメーカーで失敗しないヨーグルトの作り方
まずは使用するヨーグルトメーカーですが、熱湯消毒した容器に牛乳を入れて...
というのは、面倒くさい!
ですので、牛乳パックごと入れられるヨーグルトメーカーを使います。
牛乳パックごと入るヨーグルトメーカーを準備
牛乳パックごと作れるヨーグルトメーカーは複数販売されていますが、私が愛用しているのは三ツ谷電機の「ヨーグルトメーカー」です。
ボタンも4つしかなく超シンプル!直感的に操作できるので気に入っています。
フタ付きの容器、スプーン、計量カップが付いていますが、牛乳パックで作るのでスプーンしか使いません。
実は付属のスプーンは使いにくいのでオススメの牛乳パック用スプーンも後ほどご紹介しますね。

ヨーグルトメーカーで失敗しないヨーグルトの作り方【材料】
まずは材料を用意します。
- 牛乳パック(1L):1本
- のむヨーグルト(1回飲み切りタイプ):1本
1リットル作ってもすぐに食べきってしまうようなら、割引されている牛乳でもOKです♪
牛乳の選び方

牛乳は必ず乳飲料ではなく牛乳と書いてあるものを選びましょう。
乳飲料では固まりにくく失敗してしまうので、成分無調整と書かれているか確認して買ってください。
種にするヨーグルトの選び方

- プレーンタイプののむヨーグルトをを選ぶ
- 賞味期限が長いものを選ぶ
のむヨーグルトは、R-1や恵み(ガセリ)など種類は何でもOKですがプレーンタイプのものを用意しましょう。
フルーツ果汁入りは失敗する可能性があるので注意です。
固形タイプのヨーグルトを素にして作ることもできるのですが、牛乳とよく混ざらずムラになる可能性があります。
もし固形タイプを使用する場合は、ヨーグルトのフタを開ける前にシェイクしてドロドロにしてから使うと良いですよ!
牛乳とヨーグルトを室温になるまで放置
買ってきたばかりの冷たい状態ですと、菌が活動してくれません。
急ぐ場合は電子レンジを使うというのもアリですが、特に急がなければ自然にまかせましょう。
触って冷たいと感じなくなるまで、牛乳とヨーグルトを寒くないお部屋に放置してください。
※直射日光の当たる場所で放置するのはやめましょう!
ヨーグルト分の牛乳を減らす
このとき牛乳パックの口は全開にしません。普段牛乳を飲むときのように半分だけ開けるようにしてください。
牛乳にヨーグルトを入れる前に、飲むヨーグルト分の牛乳を減らします。
ここで牛乳を減らさないと、ヨーグルトが発酵して牛乳パックが膨れるのでヨーグルトメーカー内に牛乳があふれてしまいます。
少しくらいあふれてもヨーグルトメーカー内が牛乳臭くはなりますが拭けば良いだけですので、きっちり計らなくても大体で大丈夫ですよ。

うちでは翌朝のシリアル用にお皿に入れて即冷蔵庫へ!
牛乳パックにヨーグルトを入れて振る

牛乳パックに飲むヨーグルトを入れて注ぎ口は、書類を挟むダブルクリップ(ターンクリップ)や
百均で売っている牛乳パック用クリップで止めます。
開封した方の口から牛乳がこぼれないように注意しながら10回ほど上下(斜め)に振って混ぜ合わせます。
ヨーグルトメーカーは温度と時間の設定がポイント
ヨーグルトメーカーに付属されているレシピには40℃で8時間と書かれていますが
温度は43℃、時間は11時間に設定すると失敗しません。
R-1ヨーグルトの乳酸菌が活性化する温度は43℃と言われています。
Q.乳酸菌は何度で死滅するのですか?
一般的なヨーグルトに用いられる乳酸菌が活発に増える至適温度は20~45℃と言われています。
一般社団法人 日本乳業協会
私が使用しているヨーグルトメーカーの場合、以下の手順だけです。
- コンセントを挿す
- +ボタンを3回押して、温度を43℃にする
- 表示切替ボタンを押す
- +ボタンを3回押して、時間を11hにする
- ON/OFFボタンで開始
- 設定した時間が終わると表示が点滅するので完成
- ON/OFFボタンで停止
- コンセントを抜く


完成したヨーグルトはガラス容器に小分けして保存

できあがったヨーグルトを、牛乳パックから食べる都度よそうのは面倒くさいです。
冷蔵庫に余裕があれば、いっきに1回食べきり分に小分けしておくと楽ですよ。
小分け容器はプラスチック製だと細かい傷にヨーグルトが入り、匂いが染み付いてしまうのでガラス製がオススメです。
ところが、ここで残念なことが1つあります。
それはヨーグルトメーカーに付属されているスプーンは、先が丸く少し短いので牛乳パックの底のヨーグルトをすくうと手が汚れること!
それを解消するスプーンもご紹介します。
便利な牛乳パック用ロングスプーン
それが30cmのロングスプーン。1本880円と少し勿体ないと思うかもしれません。
いちいち手を洗わないと小分け容器も触れないので、狭い場所で小分け作業をするのに地味にストレスなんですよね...
ですが、このスプーンは牛乳パックの底の角まで残さずキレイにすくえて、めちゃくちゃ便利でストレスフリーになりました!
付属スプーンを使って不便だと思ったら是非検討してみてくださいね。

ヨーグルトはドライフルーツとの相性は抜群◎
完成したヨーグルトにドライフルーツを入れて一晩寝かせると、ヨーグルトの水分でフルーツが柔らかく復活!
市販で売っているお好きなドライフルーツを切って入れても良し。
私はドライフルーツを切るのが面倒で、ネットでドライフルーツが小さくカットされているドライフルーツミックスを購入しています。

入れる分量はヨーグルトスプーンで4〜5杯程度の分量に、ドライフルーツミックス20粒くらい。

ドライフルーツの甘さと濃厚ヨーグルトのほのかな酸味が相性抜群♪
これを知ってから私は、市販のフルーツ入りヨーグルトでは物足りなくなってしまいました^^;

まとめ
ヨーグルトメーカーで失敗しないヨーグルトの作り方をまとめると
- 牛乳パックのまま作れるヨーグルトメーカーを用意する
- 成分無調整の牛乳を買う
- 飲みきりタイプ(プレーン)の飲むヨーグルトを買う
- 牛乳と飲むヨーグルトが室温程度になるまで放置
- 牛乳から飲むヨーグルトと同じくらいの分量を減らす
- 牛乳に飲むヨーグルトを入れて振る
- ヨーグルトメーカーにいれて温度43℃、時間11hにセットする
- タイマーが終わったら完成
このような手順になります。
たっぷり美味しいヨーグルトが毎日食べられますので是非試してみてください♪