2月17日、さいたま市南区の西浦和小学校で鉄棒にぶら下げられている猫のあご部分が発見されました。
数日前には近隣の荒川彩湖公園で同じネコのものと思われる死骸の一部も見つかっていました。
残忍な犯人はどんな人物なのでしょうか。
さいたま小学校ネコ死骸の犯人「懐いていなければ出てこない猫」
Twitterで虐待された猫について知っていると、生前の画像付きで投稿がありました。
仲良くしている人、若くは普段懐いている人になるよなぁ。それ目的で懐かせたって事か。
さいたま猫切断の犯人｜死骸発見場所（13日）「荒川彩湖公園のベンチ」
2月13日午前8時5分ごろ、埼玉県さいたま市南区堤外の荒川彩湖公園を散歩していた女性が、公園内のベンチに猫の足が置いてあるのを発見しました。
そこは「カマキリ公園」と呼ばれ、カマキリの形の子供向け大型遊具があり、人工湖の周りはサイクリングやジョギングコースとして多くの方が利用している公園です。
連絡を受けた公園管理事務所の７０代の男性職員が浦和署に「ベンチの上に猫の足みたいなものがある」と通報したとのこと。
ベンチは公園内の通路に沿って２カ所設置されており、それぞれに猫の前足が１つずつ置かれていました。
虐殺するだけではなく各ベンチに１つずつ置くという信じられない行為。見た人の反応を想像し愉しんでいたのではないでしょうか。
さいたま猫切断の犯人｜死骸発見場所（16日）「荒川彩湖公園の雑木林」
2月16日、荒川彩湖公園の雑木林（美谷本第三横堤あたり）で、あごと後ろ足がない猫の死骸が見つかりました。
人目につかないように湖沿いの道から奥に入った雑木林で犯行に及んだと推測されます。
現場には白い動物の毛のようなものが散乱していました。
ここで切断し、持ち運びしやすい足とあご部分だけを持ち去ったのでしょうか？
しかし、ベンチで見つかったのは前足と報道されていますが、ここで発見されたのは後ろ足がない状態。
ベンチで見つかったのは後ろ足の間違いだったのか、２匹の猫が犠牲になったのかは不明です。
残虐性が恐ろしく今後、犯人のターゲットが人間の子供になり凶悪事件に発展するのではないかと懸念する意見も多数出ています。
さいたま猫切断の犯人｜死骸発見場所（17日）「市立西浦和小学校の鉄棒」
17日午前7時ごろ、さいたま市南区の市立西浦和小学校の校庭で猫のものとみられる頭の一部が見つかり、教頭が「鉄棒に猫の一部がぶら下がっている」と通報しました。
警察によると、歯のようなものが付いた3cmほどの猫のあご部分が紐のようなもので鉄棒につるされていたということです。
NHKの報道によりますと、発見したのは遊んでいた親子となっています。
17日午前7時ごろ、さいたま市南区にある小学校の校庭で猫のものとみられる頭の一部を遊んでいた親子が見つけました。
引用元：NHK
朝７時には校門は閉まっていたようですが、鉄棒のある校庭には入ることができたということでしょうか。
Googleマップを見ると画像○で囲んだところに鉄棒が見えます。
校庭に入る門は閉まっていますが、門の脇にあるコンクリートブロックの高さから推測すると、土台部分含めブロックの高さ19cm(規格値)×6個分程度で114cm。
門の高さは110〜120cm程度ではないでしょうか？入ろうと思えば幼い子供以外は乗り越えるのは難しくなさそうです。
小学校や学校周辺には防犯カメラがなく、向かい側にあるマンションの駐輪場の防犯カメラでは小学校の映像は映っていないとのこと。
防犯カメラが無いことを分かっていたとしたら、少なくとも犯人は冷静な判断ができる年齢ということでしょう。
そして、ベンチで見つかったのが本当に前足だったとすると、まだ前足部分だけが欠けた猫と小学校にあごが吊るされた猫の後ろ足２本が発見されていません。
既にどこかに捨てられているのか、まだ犯人が持っているのか．．．
はやく近隣の方たちが安心して暮らせるように、早急に犯人が逮捕してほしいものです。
追記｜さいたま市南区で脅迫文「ねこ切断事件との関連」
2月20日、ねこ切断事件があった、さいたま市南区の小学校に爆破予告と子供に危害を加えるという脅迫文書が届いたとのことです。
【防犯情報・さいたま市南区】
2月20日(月)、さいたま市南区内の小学校に、学校やその周辺施設を2月21日火曜日に爆破するとともに、子供に危害を加える旨の文書が届いたとの情報が寄せられました。(続く)#埼玉県警— 埼玉県警察犯罪情報官 (@spp_jyouhoukan) February 20, 2023
文書が届いたのは西浦和小学校だったのかは明らかになっていませんが、子供達や保護者の方々は連日の事件で恐ろしい思いをされていると思います。
今回は何事もなかったとはいえ、ただのいたずらであっても不謹慎で許しがたい行為であることは間違いありません。
追記｜さいたま市桜区神田で別の猫の一部を発見
2月26日午前7時半ごろ、さいたま市桜区神田の畑を所有する男性から「頭のない猫の死体がある」と通報がありました。
畑の中央付近で頭と前足がない「黒と茶色の斑点模様の猫」の体の一部が土に埋まっているところが発見されました。
24日の午前中に見た時は異常は、なかったということです。
場所はJR埼京線与野本町駅から南西に２kmほどの住宅地。
また、先日、西浦和小学校などで猫の死骸の一部が見つかった場所からは４kmほど離れているそう。
住宅地ならドライブレコーダーなどに犯人が映っていそうな気もしますが、夜中の犯行では難しいのでしょうか。
追記｜さいたま市桜区の河川敷で猫の一部を発見
2月26日午後5時すぎ、さいたま市の河川敷脇の舗装された道路の真ん中で散歩中の60代の女性が死んだ猫の頭部などを発見し、通報ました。
午前中に猫の一部が発見された畑から300メートル離れた場所で、黒と茶色模様の猫で頭部と前足など上半身の部分だったため同じ猫とみられています。
「26日の13時くらいに犬の散歩をしていた時です。川のほうに斜面を下ったあたりにぐたっと横たわる猫を見つけました。寝ているのかなと思って近づいてみると、肩から足の付け根にかけて縦に切断された死体でした。最初はカラスと喧嘩でもして死んだのかとも思いました」
「でも、動物同士のケンカにしては、近くに争った形跡がなかったんですよね。あれだけ深く体が傷ついたら血もたくさん流れたろうに、周囲には血の流れた跡はなかった。ああ、誰かが運んできたんだと思いました。午前中に同じ場所を散歩した時は見つけられなかったので、9時から13時の間に置かれたのだと思います。死んだ猫は1歳未満くらいの小さな野良猫。黒と茶色の毛並で、この近くでよく見かけましたよ。ガリガリに痩せていたのでたまにエサをあげてたんだけどね。本当に可哀想ですよ」
引用元：文春オンライン
同じ猫のものと思われる胴体部分が畑で見つかったのが、2月26日午前7時半ごろ。それから9時までの間、頭部分を持ち歩いていたのでしょうか？
犠牲になった子猫はエサを貰っていたということは、人を警戒していなかった可能性があります。残念ですが優しさからの安易な餌付けは、虐待の犠牲になる確率が上がってしまうのです。
さいたま市桜区には動物愛護センターもあります。なんとか保護してあげられなかったのかと悔やまれます。
追記｜さいたま小学校ネコ死骸の犯人「17歳男子高校生が自供」
3月1日正午すぎ、埼玉県戸田市の美笹中学校に刃物を持った男が侵入し教員を切りつける事件がありました。
試験中だった３階の教室へ侵入し、試験監督だった進路志望や技術の授業を担当する60歳の教員と揉み合いになり、犯人は刃物で複数箇所切りつけ重症を負わせました。
犯人は近くにいた教員によって取り押さえられ、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました
逮捕された少年は、埼玉県浦和区の１７歳の男子高校生でした。
また、犯人の高校生は「誰でもいいから人を殺したかった」「猫を殺したのは自分だ」などと供述しているそうです。
「猫を殺したのは自分だ」と言っていますが、小学校や公園に置かれていた南区の事件も、畑や河川敷に置かれていた桜区の事件も同一犯なのだろうかと疑問は残ります。
この自供により、他にも犯人がいて承認欲求を満たすため再び虐待するようなことが無いと良いのですが．．．
追記｜さいたま市緑区のネコ死骸も関連か「２年前にも同様の事件」
2020年11月26日、さいたま市緑区のアパート敷地内で、頭部のない猫の死骸が見つかる事件がありました。
緑区原山１丁目のアパートの屋外通路に刃物で切り取られたと思われる頭部のない胴体と片耳が置いてあるのを見つけ住人が通報しました。
周囲に血痕がなく、何者かが別の場所で切断し運んできたとみられるという事件で、今回の事件と似ていますよね。
近隣の野良猫トラブルによる報復などであった可能性もありますが、犯人の住んでいる浦和区と緑区は徒歩30分程度の距離です。２年前から犯行に及んでいたのでは？とも考えられます。
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