3月1日正午すぎ、埼玉県戸田市の美笹中学校で17歳の男子高校生が教員を切りつけ重傷を負わせ殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
犯人は３階の期末試験中の1年生の教室に侵入し、試験監督だった進路志望や技術の授業を担当する60歳の教員と揉み合いになり刃物で複数箇所切りつけ重傷を負わせました。
逮捕された少年は「誰でもいいから人を殺したかった」「無差別殺人への憧れがあった」「猫を殺したのは自分だ」などと供述しているということです。
この記事では、犯人の出身中学校や高校について調査します。
真栄城健(たけし)容疑者「北海道出身の鍼灸師」闇バイト強盗事件
美笹中学校犯人の出身校「美笹中学校ではない」
- 名前：不明
- 性別：男
- 年齢：１７歳（2005年3月~2006年生まれ）
- 住所：埼玉県さいたま市浦和区
- 家族：不明
- 容姿：ふつうの少年に見えた・少し小太り
- 中学：美笹中学校の卒業生ではない
- 高校：通信制の私立高校
- 容疑：殺人未遂、動物愛護法違反など
他に分かっていることは以下の通りです。
- 確実に人がいる時間帯を狙った
- 特定の人物を狙った犯行ではなく、被害者との面識もなかった
- 複数の刃物を所持していた
- 無差別殺人に憧れていた
- 自転車で移動していた
- さいたま猫の切断死骸事件に関与していた
美笹中学校犯人の出身校「浦和実業学園中学校か」
犯人の行動から出身校や高校を調査していきます。
引用元：読売新聞オンライン
浦和区に住んでいる犯人の男子高校生は、全ての犯行を浦和駅を超えて西側で行っています。
身元がバレるのを恐れて、浦和の公園や小学校を選ばなかったのでしょうか？
詳しくは後述しますが、南区・桜区で猫切断事件が連続してあり、その事件にも関与していると犯人は供述しています。
自分の住んでいる土地以外で、猫がどこにいるかなど普通は知りえませんので南区か桜区の学校に通っていて慣れ親しんだ場所だったのではないでしょうか？
新しい学校の会が行った通信制高校の生徒・保護者へのアンケート調査（引用元）によると、通信制高校に入学した生徒の58.8％が不登校経験ありと回答しています。
また保護者の回答は74.8%が自分の子供が不登校であると回答しています。
引用元：通信制高校集客.com
通信制高校へ通う生徒の不登校経験は生徒の回答で約60％、保護者の回答でほぼ75%という高い数値です。
犯人も中学時代に不登校になってしまったと考え以下の条件で検索してみます。
- 住所は浦和区
- 中学は南区か桜区
- 学区が違うので私立中学
結果は南区の「浦和実業学園中学校」１件だけでした。
引用元：みんなの中学情報
浦和実業学園中学校・高校は、埼玉県さいたま市南区にある私立の中高一貫校です。
中学で不登校になり通信制高校を選ぶのは珍しくありません。
浦和区からも自転車で２０分ほどの距離ですので、十分通える範囲ですね。
ただ、浦和区には中学後に引っ越したとも考えられますので公立中学に通っていた可能性もありえます。
追記：小中学校は地元の学校に通っていたと報道されましたので、再調査いたします。次の記事をお待ちくださいませ。
美笹中学校犯人の出身校「慣れ親しんだ南区」
場所が公園なので、前日の日曜日に猫を殺害し、日暮れに人がいなくなってから猫の前足をベンチに置いたのでしょう。
16日と17日の死骸は同じ白い毛色で欠損箇所が一致するため、猫だったのではと考えられます。
SNSで荒川彩湖公園で可愛がっていた野良猫だと投稿がありました。ここには餌やりボランティアさんもいるらしく、他にも猫がいるのでしょう。
13日の猫の前足は欠損部分が不一致なため、他の猫のものだったとすると２匹とも荒川彩湖公園にいた猫だった可能性があります。
猫を飼っていない犯人の家からは猫のえさが見つかっているため、餌でおびき寄せ捕まえたということですね。
しかし、公園に猫がいたことを浦和区に住んでいる高校生が知っていたとなると、南区にはよく訪れていたことが伺えます。
美笹中学校犯人の出身校「桜区も行動範囲」
犬の散歩で見かけたという方が河川敷に置かれていた死骸は、河川敷でよく見かけた１歳未満くらいの子猫だったと答えています。
そこに常にいるわけでもない野良猫がいることを知っていた犯人は、１年以内にも頻繁に桜区の河川敷に訪れていたことが分かります。
中学時代から南区によく遊びに行っていたとすると、帰宅する際に桜区も通っていたのではないでしょうか。
猫虐待についても、必要な道具や猫死骸を運んだりするため自転車のカゴに入れて移動していたと思われます。
美笹中学校犯人の高校「自転車通える通信制高校」
犯人は普段から自転車で移動していたとすると毎日通わなくて良いにしろ、浦和区から自転車で通える学校を選ぶでしょう。
- N高等学校・S高等学校 大宮キャンパス（自転車で23分）
- クラーク記念国際高等学校 さいたまキャンパス（自転車で26分）
- 飛鳥未来きずな高等学校 大宮キャンパス（自転車で25分）
- 学校法人佐藤学園 ヒューマンキャンパス高等学校 大宮学習センター（自転車で25分）
- 学校法人佐藤学園 ヒューマンキャンパス高等学校 大宮第二学習センター（自転車で22分）
- ID学園高等学校 大宮キャンパス（自転車で26分）
- 国際学院高等学校 通信制課程（大宮学習センター）（自転車で20分）
- 松栄学園高等学校 大宮校（自転車で19分）
通えそうなキャンパスは８校、ヒューマンキャンパス高等学校はセンター違いなので実質７校と考えられます。
ここから絞り込むのは難しいですね。
また、類似事件としては今年１月に川崎で中高一貫性の学校を退学し、通信制高校に通っていた男子高校生が元同級生を刺す事件がありました。
こちらはトラブルが原因だったようです。
美笹中学校犯人「渋谷区母娘殺人未遂事件が理由か」
過去にあった無差別殺傷事件などに憧れていた犯人の少年。
誰でも良かったと話していることから、成功率のが高いであろう子どもが大勢いる学校を狙ったのは理解できます。
過去の連続殺傷事件などを見ても小学生が襲われる事件が多かったはずですし、犯人の少年は猫を切断し一部を小学校校庭の鉄棒に吊るしているのに
なぜわざわざ自分と年齢がたいして変わらない中学校を狙ったのでしょうか？
逮捕されても身元がばれないように３０分以上かけて自分とは無関係な学校を標的にしたと考えられますが
中学校で、しかも２階にも生徒はいたはずなのに、わざわざ３階まで登る不可解な行動。
一つ考えられるのは2022年8月、渋谷区の母娘殺人未遂事件です。
50代の母親と10代の娘が刃物で背中などを刺された事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された少女は、埼玉県戸田市に住む15歳の中学生の少女でした。
少女は３本の刃物を持ち、面識のない親子を襲いました。ネットでは犯人の少女は「美笹中学校の生徒」という説が有力なようです。
今回の犯人は近くの街で同じ年代の中学生が行った犯罪を調べ、美笹中学校にしようと決めたのかももしれません。
美笹中学校犯人「過去の猫変死事件にも関与の可能性」
「幼い頃から人を殺したい衝動があった」と話す犯人。
さいたま市で過去にあった猫変死事件にも関与している可能性があります。最近報道された猫の変死事件が２件ありました。
緑区の事件現場までは自転車で10分程度。頭を切断する手口も似ているので関与している可能性は高いのではないでしょうか。
岩槻区の事件現場までは自転車で50分弱もかかりますが、少年の自宅住所によってはありえない範囲ではありません。
美笹中学校犯人「特定少年になる前を狙った」
犯人の少年は１７歳でした。
１８歳になってしまうと特定少年となってしまうため、犯罪の内容や被害の重大性によっては実名報道されてしまう可能性があります。
無差別殺人への憧れがあり、誰でもいいから殺害したいという願望を叶えるには、１８歳になる前に実行する必要があったのでしょう。
もしかしたら３月生まれで１８歳になるまで時間がなかったのかもしれません。
人を襲うために猫を刃物で切断するなどし練習台にしていたのか
かつて世間を震撼させた酒鬼薔薇聖斗事件のように生き物を殺害することに性的興奮をおぼえる性癖だったのでしょうか。
コメント