瀬川結菜さんツイッターで接触「解体の文字」札幌女子大生殺害事件

10月10日。札幌市東区の自宅アパートに瀬川結菜さん(22)女子大学生の遺体を放置したとして、小野勇(53)が死体遺棄の疑いで逮捕されました。

また結菜さんとTwitterで知り合い絞殺するに至ったというような供述もしています。

瀬川結菜さんが、小野容疑者と知り合ったとされているTwitterについて調べていきます。

小野勇容疑者「サイコパスの連続殺人鬼」

瀬川結菜さんのTwitterアカウント

「瀬川結菜」で調べると２つ見つかりましたが、上は鍵アカウント、下は未使用でした。

再度調べてみると上のアカウントは削除されていたので、もしかすると警察が調査を終えてご家族が削除したのかもしれません。

または、別名でアカウントを作成し小野容疑者と連絡を取っていた可能性もありますが、アカウントについては今後も明かされることはないでしょう。

10/23追記｜瀬川結奈さん「きょうだいの存在」

報道では「きょうだい」と、ひらがな表記に違和感があるようですが、結菜さんには妹と弟がいるため「姉妹」でもなく「兄弟」でもないので「きょうだい」と表記しているのではないかと思われます。

性別を判別させないためという意見もありますが、妹さんはインタビューにも答えていますし、削除済みとはいえ妹さんのTwitterで弟の存在も公表していますので、その意図は薄いでしょう。

１０月１０日、事件が報道されてすぐに結菜さんの妹さんが、被害者のお姉さんを実名報道したことについて抗議のツイートをしていました。

マスコミへ。どう責任とってくれますか？ゆいなの妹より。#拡散希望 #東区

結菜さんとは２歳離れた妹さん。マスコミのインタビューにも「受け止めきれない部分もあるけど、本当に努力家でユーモアもあって顔もかわいくて大好きでした」と答えています。

ヤフコメには「姉が殺害されたのに犯人を責めるわけでもなく他人事のようなコメントに違和感」という意見が多数ありました。

妹さんの前向きな投稿の仲に、結菜さんが小野容疑者に命を絶つ手伝いを依頼したことが分かっていたと思われるものもありました。覚悟のようなものがあったのかもしれません。

死刑になりたい人と、死にたかった人でたっくを組んだんでしょ？たぶん。ゆいな、ここまで生きてくれてありがとう。だいすき。永遠にあいの中では生き続けてる。はやく会いたいけど、わたしはまだ生きなきゃだから、またしばらく会えないけど、必ず会おうね。愛してる。

しにたい
あいもしにたいよ
でも大事な友達とか
家族とか
みんなの顔見るまで死
ねないから
北海道1回帰るけど
あいもこの先どう生き
たらいいかわからない
涙止まらないもん
死ぬなら2人で死のうっ
て言ってたのに
くやしい
最強メンタルちゃんと
か言ってるけど
人より弱くて生きるこ
とにビクビクしてるわ
たしにはこの世界で生
きていくことは向いて
ない

そんな時に結菜さんは、小野容疑者のアカウントを見つけてしまったのかもしれません。

また、３日に家を出て連絡が取れなくなってから、警察に通報したのが７日。ネットでは遅いのでは？という疑問も上がっていました。

一度は削除された妹さんのアカウントですが、また新たに作られていました。

結菜は家出するのしょっちゅうだったから、今回も数日したら帰ってくると思ってた。でも連絡つかないのがおかしいと思って私が警察に捜索願出した。捜索願出さなかったら、薬品で溶かされてたかもしれない。

この感じだと家族は結菜さんがアヤシイ小野容疑者と連絡取ってたの気付いてたんだろうな
↓
全く知らないし、無関係、名前も知らなかった でも許さない

頻繁に家出していたのでご家族は、いつものことと思っていたようです。母親が精神的に不安定で生活が苦しく、ヤングケアラーだったと報道されていました。

ヤングケアラーあまり知られてないし、理解がない世の中。心の病の人には厳しく、甘えだとか言って、クソほど差別されるのが日本です。だからゆいなもあいもママのことが大好きだから、守りたかったから人に言えなかった。

金銭面や生活面でも結菜さんの負担が大きく、しばしば現実から目を背けたいという思いもあったでしょう。

若干22歳。自分の将来を憂いて自暴自棄になり愚痴を聞いてほしかったことと思います。

追記｜瀬川結菜さんと小野容疑者の接点はツイッター

小野容疑者は「 #死にたい人と繋がりたい #希死念慮 #死 #うつ病」などのタグを使い、自殺願望がある人と連絡をとり願いを叶える約束というものをしていたと思われます。

お約束していた方、2名ほどお約束解消になった。
僕が必要無くなったみたいで何よりです✨
しっかり生きてくださいねー！今のところあと2名の方のお約束は残っている。
あと2〜3名くらいの方のお約束を増やそうかな。
僕なんかでも役に立つならね。

報道で、結菜さんと小野容疑者は前にも１度あったことがあると供述しています。

その後の調べで９月２７日の昼頃、札幌駅南口からカラオケ店へ行き数十分話しをしたことが分かりました。

翌２８日、小野容疑者のTwitterには「やはり小柄な人だと助かる作業量も処理量も薬品量も少なくて済むから」とあるのは、友人から「シルバニア」（シルバニアファミリーのように小柄の意味）と呼ばれるほど小柄な瀬川さんと会って確認したからでしょう。

小野勇容疑者「犯行前後のツイッター」

追記｜小野容疑者と接触した人の証言「解体した後に薬品で溶かす」

「『＃死にたい人と繋がりたい』というハッシュタグで検索していたら、小野さん（小野勇容疑者）のツイートを偶然発見しました。リプを送ると、すぐにダイレクトメッセージで連絡がきました。小野さんは『睡眠薬で深く眠ってもらってから首の後ろの急所を刺して殺したことがあります。捕まりたくないから遺体は処理しましたよ』と言っていました。2019年にも本州から来た2人の女性の自殺をお手伝いしたことがあるとも話していましたね。遺体は解体した後に薬品で溶かし、残った骨は粉々にして埋めたそうです。男性は処理が大変だからか選ばないといっていましたが、わざわざ好みの女性を選んでいる印象でした」（小野容疑者の知人女性Aさん）

引用元：文春オンライン

文春オンラインの記事によると、Twitterで小野容疑者と連絡を取ったことがある女性によると、「睡眠薬で眠らせて首の後ろの急所を刺して殺したことがある」と話していたと言います。

遺体処理方法については「血抜きをしてから自宅浴室で解体し、薬品で髪の毛や臓器は溶かして、3日間くらいで処理。骨は細かく砕いて土に分解されやすいように発酵促進剤と一緒に埋める」と警察に捕まらないように徹底していたとのこと。

また『人をわりと平気で殺せる人なんかなかなかいないですよ』『ただ役に立ちたいだけ』『小柄でスリムな人なら楽ですね（笑）』とも話していたそう。

小野容疑者の9/28のツイートにある「やはり小柄な人だと助かる作業量も処理量も薬品量も少なくて済む」というのは解体量と溶かすための薬品量ということでしょう。

2019年にも本州から来た2人の女性の自殺をお手伝いしたとも言っています。これはTwitterにあった「3年半ぶりかー」という内容とも合致します。

Twitterの内容については、以下に書いています。

小野勇容疑者「サイコパスの連続殺人鬼」

自殺の手伝い方法として、以下のことを説明されたそうです。
・荷物はなるべくもってこない
・小野容疑者と合流したら携帯の位置情報を切る、ツイッターアカウントを削除
・住居の解約や荷物の処理もしてもらい、行方不明届が出ない状況を整える
・移動費と薬品代分の5万円で請け負う
・時期は、夏は死体が腐敗し冬は地面が凍って固くなるため、秋が良い

また、報道ステーションでは３年前に小野容疑者のアパートに5、6回行ったことがあるという女性に話を聞いており「昔、人を殺して山に埋めた」と話していたと言います。

3年前、容疑者の自宅を訪れたことがあるという知人の女性は、こう話します。
小野容疑者の知人：「とにかくナイフとかが好きで、常にいっぱい買ってたりとか、結構テーブルの上とか、床とかに普通に置いてある感じで、レーザーが付いた銃みたいなものとか、刃が飛び出すタイプのナイフは見せてもらったことがある。たぶん5本以上、相当あったと思う」
真偽はわかりませんが、こんなことも口にしていたそうです。
小野容疑者の知人：「以前、家でごちそうになったときに『昔、人を殺して山に埋めた』みたいな話をしていて、自分はさすがに冗談だろうと思った」
引用元：報道ステーション

また別の女性は１度会ったことがあるが、いつもナイフを持ち歩いていたので怖くて、それ以来会っていないと話していました。

結菜さん妹、小野容疑者の不穏なツイート

3年前に解体道具を始末したからまた揃えなくてはな。
解体は時間との勝負だし。
効率的に迅速に！！

親戚のライングループなのか、親の仲間のグループなのかは不明ですが、結菜さんが亡くなったことについての話題のようです。

その中で、右上の文言が気になりました。

現在は妹さんのアカウントは削除されていますが、妹さんのツイートから家族を愛し、愛されていたご家族だったことが伝わってきました。

結菜さんは、残念な結果となってしまいましたが行方不明のままにならず、ご家族のもとに戻れたのは彼女の意思がそうさせたのかもしれません。

追記｜瀬川結奈さんプロフィール「学校パンフレット掲載」

卒業を控えた昨秋、夜の街で働いていることが友人にばれてしまって……。 　その後、友達にいじめられ、完全に孤立して授業に出られなくなり、留年してしまったんです。それからは疎遠になり、卒業後の飲み会などにも一切来ていません。性格的にもろい部分があった」（大学時代の知人） 　大学に通わなくなった後は、地元・小樽で働いていたようだ。 「その後は小樽のメイド喫茶で働いていました。本人は夜の街で働く女性のようにブランドものを着たりする子ではなかったですし、生活も派手ではない、真面目な子でした。本人から死にたいという話は聞いたことがありませんでした。家族を残して死ぬような娘ではなかったはずですし、今はただ訃報を聞き驚いています」（同前）
引用元：文春オンライン

卒業目前で家族を養うために始めた、夜の街のアルバイトが原因でいじめられ授業に出られず休学。

成績優秀な瀬川さんへの妬みが、根がマジメな彼女の精神をむしばんでいったのかもしれません。

いじめる同級生が卒業してから復学の手続きも行っていたことが妹さんのTwitterから分かっています。

小野勇容疑者「サイコパスの連続殺人鬼」