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国語力崩壊に反論「死んだお母さんを鍋で煮る」ごんぎつねあらすじ

文春オンラインにて石井光太氏への取材『国語力崩壊で「ごんぎつね」が正しく読めない小学生』が話題になっています。

「ごんぎつね」の授業で小学生が「死んだお母さんを鍋に入れて消毒している」死体を煮て溶かしている」と解釈したことに衝撃を受けたという内容です。

これだけ聞くと、とんでもなく恐ろしい事をいう子供がいる!?と思いますね。

『ごんぎつね』の読めない小学生たち「死んだお母さんを鍋で煮る」

『ごんぎつね』の読めない小学生たち、恐喝を認識できない女子生徒……石井光太が語る〈いま学校で起こっている〉国語力崩壊の惨状#文春オンラインhttps://t.co/dHmiVkW8nk

— 文春オンライン (@bunshun_online) July 30, 2022

兵十が葬儀の準備をするシーンに「大きななべのなかで、なにかがぐずぐずにえていました」という一文があるのですが、教師が「鍋で何を煮ているのか」と生徒たちに尋ねたんです。すると各グループで話し合った子供たちが、「死んだお母さんを鍋に入れて消毒している」「死体を煮て溶かしている」と言いだしたんです。ふざけているのかと思いきや、大真面目に複数名の子がそう発言している。もちろんこれは単に、参列者にふるまう食べ物を用意している描写です。

引用元:文春オンライン

都内の小学4年生の授業で見て衝撃を受けたという内容です。

社会常識や人間的な感情が想像できずに、母を亡くした兵十の悲しみが理解できていない。国語力の乏しい子が増えていると石井氏は言っています。

国語力崩壊に反論 ネットの反応

それに対し、SNSでは反論が多数ありました。

・国語力の問題ではなく通夜振舞いって文化を知らないだけ
・そもそも鍋で何を煮ているか、って訊くことか
・先生からわざわざ聞かれて深読みしただけ
・これで子供の読解力を嘆くのはおかしい
・「ぐずぐず」という表現が恐怖感を煽って、子供達の想像力をかき立てたのでは
・通夜振る舞いを知らない子供達が即座にそれと答えられると思う方がどうかしてる
・多様性を推奨するわりに「間違い」で一蹴するのも如何なものか

『大きななべのなかで、なにかがぐずぐずにえていました』『鍋で何を煮ているのか』と質問されたら「芋とか昔だからイノシシとか?」と思ってしまうのは管理人の国語力の無さ故でしょうか...

先生が質問するということは、そういう答えじゃないんだと考え

昔はドライアイスなんてないから、すぐ腐らないように「死んだお母さんを鍋に入れて消毒している」と答えたのだとしたらどうでしょうか?

昔は焼かずに埋葬したのかもしれない。それなら埋めやすいように「死体を煮て溶かしている」と答えたのかもしれません。

実際に鳥葬などが存在するのですから、葬儀参列者にふるまう食べ物を用意するという風習を知らないこども達の自由な発想ですよね。

管理人は、この記事を見て「カチカチ山」を思い出しました。(カチカチ山については後述します)

もしかしたら「カチカチ山」の話を聞いて印象に残っていたのかもしれません。

先生の質問の意図は?

秋田県と「ごんぎつね」と説明力という2017年のコラムに同じ質問をして、同様の意見があり子供達同士で話した結果、葬式に来たお客用の料理だという結論に達したとあります。

毎年、全国学力・学習状況調査の結果が上位の秋田県の授業を参考にした質問内容なのだろうと思われます。

同じく「死んだお母さんを煮ていた」という意見が出た後、子どもたち同士で意見を出し合い、答えを出すというのが、この質問の本質なのでしょう。

小学4年生国語「ごんぎつね」ざっくりあらすじ

小学校4年生の国語の教科書に掲載されている「ごんぎつね」のあらすじをざっくりと紹介します。

動物好きの管理人、実はこの話が苦手でした。最後に撃たれたけど、まだ生きていて、すぐに手当をしたから回復して仲良く暮らしたはず!と話していたのを思い出しました。

石井光太さんプロフィール

名前:石井光太(いしいこうた)
年齢:1977年2月7日生まれ 45歳
出身:東京都世田谷区出身
学歴:日本大学藝術学部文芸学科卒業
職業:作家、ノンフィクション作家、小説家、コメンテイター
作品:『物乞う仏陀』『神の棄てた裸体』『絶対貧困』『遺体』『浮浪児1945-』『「鬼畜」の家』『43回の殺意』『本当の貧困の話をしよう』『こどもホスピスの奇跡』など多数

まんが日本昔ばなし カチカチ山

今は「カチカチ山」のお話も、かなりマイルドに変更されているとか。管理人が初めて知ったのは、このまんが日本昔ばなしでした。ちょっとしたホラーです。

そもそも「国語力」「読解力」とは

「国語力」とは「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」「国語の知識」「教養・価値観・感性等」で構成される、日本語を運用する総合的な力を意味します。これには、漢字や慣用句の知識、さまざまな情緒に関する表現を理解したり使ったりする力、論理的思考力、読解力、設問に適切に答える解答力なども含まれます。

引用元:ベネッセ教育情報サイト

石井氏がインタビュー内で言っているように、ボキャブラリーが乏しく、何でも「ヤバイ」「エグイ」などで表現するのは、自分の感情をうまく他人に伝えられずに問題が生じる原因になりかねません。

他人とのコミニュケーションが上手くとれず、孤立したり、いじめ問題に発展するケースも。

大人でも仕事でお客さんとの意思疎通が上手くいかずにクレームに繋がったり、部下のことを思っての上司の叱責もパワハラだと愚痴っていたりするのも見かけます。

また、言われたことしかできない。自分で先のことを考えて行動できない、というのも国語力の低下が関係しているかもしれません。

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